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本当にオススメしたい聴きやすいモダンジャズ5選

これからジャズでも聴いてみようかな〜、と思っている方。

でも何から聴いたら良いのかわからない方。

ジャズ入門者向けと言われるのを聴いたけど、やっぱりよくわからない方。

 

 

小難しいことはナシで、今回は、

ぼくがかんがえた本当にオススメしたいモダンジャズを紹介したいと思います。

聴きやすい、わかりやすい、そしてカッコイイ!そんな曲たちをネ。

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☆ モダンジャズとは?

ざっくりと言うと、1940年代に確立したビー・バップから、1960年代終盤にマイルス・デイヴィスらがはじめた電化ジャズあたりまでの総称です。

よくジャズ名盤とかで挙げられている作品なんかは、この時代のものが多いです。ジャズが最高にアツい時期でカッコイイ作品が盛りだくさん!なので今も幅広い世代で聴かれています。


☆ 前置きはこの四辺(あたり)で。早速ご紹介〜

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1 Oscar Peterson Trio 「Brotherhood Of Man」


Oscar Peterson Trio Brotherhood Of Man Oscar Peterson Trio + One Clar 1964

テンション高めの演奏で、ノリノリです。1964年。モダンジャズの、一つの様式美というか、パターンとして、

メイン→各パートのソロ→メイン という流れがありまして、theお手本、という感じで分かりやすいです!完全にぼくの大好物なワケです。これをオカズに五穀米が食べれます。

この「Oscar Peterson Trio + One Clark Terry」以外にも、「オスカー・ピーターソンの世界」か「We Get Requests」がオススメ!ピアノのテンションがオカシイですからほんと。

オスカー・ピーターソン・トリオ+1

オスカー・ピーターソン・トリオ+1

 

 

Charlie Parker 「Laird Baird」


Charlie Parker - Laird Baird

落ち着いた雰囲気の中にも、どこかノリがあって、今でも大好きな演奏です。1952年。「Now’s The Time」というアルバムに収録されていますが、これもよく名盤として紹介されています。

タイトル曲と、このLaird Bairdと、Confirmationという曲があるのですが、この3曲だけでも買う価値アリです!心地いい作品。

ナウズ・ザ・タイム(+1)

ナウズ・ザ・タイム(+1)

 

 

Sonny Clark 「Cool Struttin’」


Sonny Clark - Cool Struttin'

ド定番ですが、紹介せずにはいられない。だってカッコイイから!(ド直球)

みなさんが想像する「良ジャズ」ってこんな感じでは?と勝手に思ってます。僕も「おお〜、ジャズって感じだー」と、はじめて聴いたとき思いました。ジャケットもまたオシャレですよね。1958年。

本当に色んな雑誌やサイトで必ずといって言いほど紹介されてますし、ぼくもそれで買いましたから笑

COOL STRUTTIN' '99

COOL STRUTTIN' '99

 

 

Johnny Griffin 「Mil Dew」


Johnny Griffin / Mil Dew

僕が一番好きな人です。ぶっ飛んでる。初めて聴いたとき、鳥肌が立ちました。1956年。この曲が入ってる「Introducing」からハマって、ジョニー・グリフィンのCDを買い漁りました。速いスピードでテンション高いフレーズ連発!圧倒的に心地よいです。今度、特集記事を書こうかと思っているうちの一人です(予定は未定)w

Introducing Johnny Griffin

Introducing Johnny Griffin

 

 
Horace Silver 「Sister Sadie」


Horace Silver Quintet - Sister Sadie

アルバム「Blowin the Blues Away」に収録されています。名盤です!1959年。

素晴らしいの一言。各ソロもわかりやすく、まとまりがあるというか、完成されてるんですよね。ピアノもファンキーだけど小奇麗さがあって、いつまでも聴いていたい作品です!

個人的に、この曲が始まってすぐ後に、「こんばんわ、吉田類です。今日はね〜〇〇駅に来ているんですが〜」と続きそうだな、と(笑 お酒が呑みたィ・・・。

Blowin the Blues Away

Blowin the Blues Away

 

 
さて、色々紹介してきましたが、ここでジャズ初心者ぼくの経験談。 ※隙あらば自分語り

 

ジャズのコンピやオムニバスを買って聴いてみるのも全然アリだとぼくは思います。(色んなミュージシャンの曲が入ってるやつ)

かくいう僕も、ジャズに興味を持ったきっかけが、7、8年程前に、親がジャズのコンピをレンタルしてきていて(タイトルは失念しました。有名どこを集めたやつで、Bill EvansのWaltz For DebbyとかJohn ColtraneのMy Favorite Thingsとかが入っていたような)何の気なしに聴いてみたところ、ハマったという感じです。

 

流れとしては、まずはピアノから・・・演奏してるパートからハマりました。

「このBill Evansっていう人のワルツなんとかっていいな〜→へぇーピアノの人なのか→とりあえずこの人の他の作品も聴いてみるか→あぁ〜(震え声)→やっぱいいな。時代はピアノだわ→他にピアノの人の作品ないかなー→調べる→ん?Red Garlandって人たしかコンピに入ってたな。どういうやつだっけ→あぁ〜(震え声) 以下同上」



というような感じでしたからネ。

ジャズって聴いててダレそうとか、長くてつまらなそうとかのイメージでした。確かにそんなような演奏もありますが、

 

それよりももっとたくさんの、心地良い、カッコイイ演奏があります!!


なので、これからジャズでも聴いてみようかな、と思っている方は、

一足早い秋の夜長に、是非参考にしてみて下さい。

良い出会いがありますように☆ミ

面白ければイイねなんかをば・・・。(遠い眼差し 

ではノシ