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Todd Rundgren 特集part1

こんにちは。hitogotoです。

最初のほうの記事でも話していた、今回は

Todd Rundgren特集

なるものを組もうかと思いまして。まぁ素人レベルの若造の駄文なんでご容赦下さいませmm

 

トッド・ラングレンとは?わかりやすく一言で

「ポップソングライターの魔術師」「ポップ職人」「ポップスの玉手箱」「前衛的」

(わかりやすい)

 

1948年、アメリカ出身です。ソロやバンドで活動したり、様々なミュージシャンを手がけるプロデューサーであり、宅録の(一人多重録音)先駆者であったり、まさに7色兼備です。

 

ソロ前の作品的には、まず1967年に結成した「Nazz」というバンドから、

1968年「Nazz」をリリース。

1969年「Nazz Nazz」を発表しますが、このセカンドでトッドは脱退します。そして1970年にはNazzは解散しています。

Nazz自体は1971年に「Nazz Ⅲ」を出していて、僕が持っているNazzはこの3rdだけです(

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特集で紹介予定のCD君

それからは、Bob Dylanのマネージャーだったアルバートグロスマンに見出され、レコーディング・エンジニアとして活動していき、同時にソロでも活動、作品をリリース、さらには色んなバンドやミュージシャンのプロデューサーとしてのスタジオワーク、本当にマルチなんです。

今回はその主にソロ作品のうち、前半部分を、主に5枚目までを目処にご紹介していこうかと思います。トッド名義以外のバンド等は、次回で!

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1970年 「Runt」


We gotta get you a Women-Todd Rundgren

はい、1stでTodd節が確立されています笑 大好きな曲です。

まだ完全な一人多重録音ではありませんが、1970年でこのクオリティ、そして圧倒的な曲のよさという面では、[他の追随を許さない]、どころの話ではないですね,,,。ジャケのトッドも若いしかっこいい!

このシングルの「We Gotta Get You a Woman」は、チャートでも20位にはいるぐらいですからネ。。。この後の作品の原型desu。

また、5曲目の「Who’s That Man?」のように、トッドのアルバムには1曲こういった激しめな曲(トッド流ハードロック?)が必ず入っている気がします。。。これもここが原点となりますネ(当然


Todd Rundgren - Who's That Man (Lyrics Below) (HQ)

The BandというバンドのRick DankoとLevon Helmも参加しているのが眉唾モノです。(笑)

ここから始まる、のではなく、[もう始まってる]というのがしっくりくるような、1stらしい1stです!(Anotherなら死んでた

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1971年 「Runt.The Ballad of Todd Rundgren


Todd Rundgren - Long Flowing Robe (Lyrics Below) (HQ)

個人的にかなりお気に入りの一枚です。SSWものとしての見方もできるし、親しみやすいメロディ、ロック調の曲、バラード、全て揃ってますのでToddの入門用の1枚としてもオススメです。聞き手を選ばず、万人に受け入れられるような、でもTodd節!最高じゃないですかねぇ。

 

1曲目の「Long Flowing Robe」から名盤の感じが溢れてます。。。この曲大好きですねぇ〜ジャケもイイねです。

3曲目の「Bleeding」はもうハードロックです。カッコよすぎる、、、。

4曲目はファンの間でも好きな人多いんじゃないかなぁ。まぁ、別格ってやつです。Nick Decaroもカバーしています、そちらも素敵なので是非。


Nick DeCaro / Wailing Wall

あ、イイわ(再確認)

シングルでは7曲目(LPだとB面の1曲目なんすね)の「A Long Time,A Long Way to Go」がチャート92位、9曲目の「Be Nice to Me」が71位を記録してます。

これまだ2ndなんだぜ...

 

そしてそして、11曲目「Parole」最高です!


Todd Rundgren - Parole (Lyrics Below) (HQ)

個人的にThe BeatlesのTodd流解釈といいますか(それに関しては後日触れますが)、意識してルーツが感じられる素晴らしい曲なんです。トッド流ハードロック調てのも( ̄ー ̄)bグッ!t

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1972年 「Something/Anything?」


Todd Rundgren-I Saw the Light

Toddの最高傑作、超名盤、などなど言われている作品です。入門用というのも可笑しくなるぐらい素晴らしいアルバムですし、雑誌やサイトなんかでもかなり紹介されているので、この作品を知らないでポップス好きを謳っている人はいないと思われます。いたらソイツはモグリです、STOP詐欺!

込められたメロディの美しさ、綺麗さがTodd節全開、魔術師と言われるが所以です。

 

というか、特にDisc1本当に最高すぎませんかねぇ?全曲通して大好きで美しくて、よく、[1曲目のI Saw the Lightが〜]なんて人いるけど、たしかに歴史に残るぐらいの名曲で一番有名ですが、それだけで片付けては勿体無い作品だとぼくは思います!(ヲタ特有のウザさ)

 

買って聴いたほうが早いし、身のためです(全投げ) 一応1曲選ぶならこちらの曲


Todd Rundgren - Cold Morning Light (Lyrics Below) (HQ)

溜息が出るほどの綺麗さ・・・。温度まで伝わってきそうだヨあたしゃ。。。

さっき2ndを入門用と書きましたが、Toddで1枚だけオススメ、というのならこの作品です。多分100人いたら90人はそう答えると思います(

 

あー、あと「Hello It’s Me」ですよ!ソウル好きな人は知っているかもですが、Toddの曲なんですよね。この曲もなまら好きです。

Isley Brothersのカバーがあるんですが、そちらも最高です。アイズレーいいですよね、今度ソウルやファンクの特集も書きたいです。


THE ISLEY BROTHERS HELLO IT'S ME

どこかで聞いた、

「むかしむかし あるところに、おじいさんとおばあさんと、アイズレー・ブラザーズがいました」ってのがツボです(唐突)

I Saw the Lightがチャートで12位、Couldn’t I Just Tell Youが93位、Hello It’s Meが5位、Wolfman Jackが105位をそれぞれ記録してます。

もう、言うことなしで役満級のアルバムですよ。

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1973年 「A Wizard,a True Star」


Todd Rundgren - International Feel [Single Version]

邦題:魔法使いは真実のスター

こちらは、少し実験的といいますか、Todd曰く、

意識の奔流

まさに言い得て妙かなと。

「ある種の”意識の奔流”を表そうとしたもので、特定のメッセージを伝えようとしたものじゃないんだ。音楽の渦巻の中にいるという感じを出そうとした」(「サウンド&レコーディング」誌の1978年10月号のインタビューより)

 

なので、この作品からトッドを聴いてしまうと、

うわぁ難しそうだな、となることが懸念されますので、ファンになってから買いましょうw

ぼくもファンになってから買いました。ポストカードとか付いてた笑 紙ジャケなんですが形も独特で面白いジャケです!

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LPでいうA面は「世界的意識」と題された組曲、B面にはより雑多な音楽が広がっています。本当に、Beach BoysでいうSmiley Smileのようなある意味の衝撃というか、ただ、ハマると好きになる不思議なアルバムです。

また、この作品に参加したメンバーを中心に「ユートピア」というトッドのバンドが結成されます。そちらも後日ご紹介致します^^

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1974年 「Todd」


Todd Rundgren A Dream Goes on Forever

邦題:未来から来たトッド

5枚目のアルバムです。こちらでは、5曲目の「A Dream Goes on Forever」が45位を記録してます。ポップスの玉手箱や〜、と言わんばかりに、トッド流のメロディ、アイデア、が詰まっている作品です。

というのも、前作の魔法使い〜があってのこの作品です完全に。流れをわかって聴くと、なるほど、となりますが、それらを把握してないファンじゃない方でも、ワリと聴きやすいのかなと。

 

ちょっと実験的で、「通が好みそう」な感がありますwが、理屈は抜きでカッコイイです。かつ、幅広くトッドの魅力を感じれるので、お得感あるというか、贅沢な1枚。

もちろんハードロックなナンバーも入ってます!


Todd Rundgren - Heavy Metal Kids (Lyrics Below) (HQ)

ああ〜イイね。さらには、もはやこれzeppelinのリズムワークじゃん、て曲もあります。


Todd Rundgren - Everybody's Going to Heaven / King Kong Reggae (Lyrics Below) (HQ)

トッドは全体的にコンプをかけていてその具合に特徴がありまして、音はzeppelinとは違いますが、いやはやカッコ良すぎはしませんかねぇ。途中から、すかんちっぽくなるのも良いね(逆ですが)

個人的には大好きなアルバムです。実験的と書きましたが、決して「分かりにくい」わけではないです。凝り方がとても心地良く、頭の中で鳴り響くのです。ある意味、ここまでの集大成的な感じともとれるかと。。。

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さてさて、長くなりますのでpart1はこの辺で。

知らなかった方には、どんな感じに受け取ってもらえてるのだろう・・・。

次回は1980年ぐらいまでの特集になるかと思われます。

お後がよろしいようで、、、。ノシ

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