ひとご都にっき

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大好きなカリプソ[ワールドミュージック]

こんにちは。hitogotoです。

 

大変、ご無沙汰しておりました。

いやはや、札幌では雪が降って一足早い冬を迎えたり、仕事がなかなか思うようにならなかったりと、心が慌ただしい日々が続いておりまして。。。

 

言い訳はこの辺にしておいて、今回は珍しくワールドに目を向け

カリプソ特集」

とさせて頂きます!( ゚Д゚ノノ☆パチパチパチパチ

 

これがね。いいんですなぁ〜・・・。

カリプソはいいね。あれはいいね。

 

全く季節外れ感が満載ですし、何より

カリプソって何ぞや?」という方もいらっしゃる事でしょう。

ワタクシが好きな&有名な曲を聴きながらどうぞ=

Calypso Rose 「Rum & Coca Cola」


Rum & Coca Cola

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カリブ海の最南端に位置する島国「トリニダード・トバゴ

1920年代にこの島国でカリプソは確立します。黄金期は30~40年代でしょうか。

 

実は割りと政治的な成り行きがありまして・・・。

トリニダードは戦時下に宗主国がフランス、スペイン、イギリスと代わっていくのですが、アフリカ人奴隷たちが大勢いました。

もちろん、「支配下にある」という事もあり、情報規制なども厳しかったことでしょう。

また、テレビもラジオもない島です・・・。

 

だからカリプソは、島にニュースを広める方法として、発展していったのです。

 

はい、そうなんです。歌詞は地域のニュースや情報で、まさしく生活の情報源だったわけです。

しかし、島の生活のいろんな話題を歌っていたため、

政治的・批判的な話題、言論の自由をも歌っていたわけです。

 

イギリスは当時検閲等も行ったけど、カリプソはなくなりませんでした。

むしろ規制が強くなると、規制に引っかからないように比喩的になったり揶揄を用いたり、鋭い視点での攻撃的な歌詞も生まれていったり。

まぁ、そこも面白かったりします^^

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とまあ、成り立ちはこんな感じです。サウンド面で言えばレゲエのルーツの1つと考えられたりとかしていますし、戦後のカリプソというのもまた良いのでございまして。

とりわけ大きな存在がMighty Sparrowでしょうか。

Mighty Sparrow 「Maria」


The Mighty Sparrow - "Maria"

こちらはこの日記の一番最初の記事にも乗せた曲ですが、好きなんですよw

このアルバムは最高ですね。Van Dyke Parksだしさ、曲も1曲目から良いし。

歌詞ももちろん、「〜と〜が付き合ってる」だのそんな地域のニュースや、上記に書いたようなことです。

 

ああ、Van Dyke Parksですね。

Van Dyke Parks 「Pass That Stage」


Pass That Stage

こちらも最初の記事に書いたかもですが、まぁ、好きなものが一貫しているということでひとつ!

このアルバムもオススメです。聴きやすいし、いい曲多いんですよ〜=。

 

何回も書いてるかもですが、私は

Brian Wilson & Van Dyke Parks「Orange Crate Art」を聴いて、Van Dyke Parksを知って〜、という流れでした。あのアルバムは誰が何と言おうと良い。

Brian Wilson & Van Dyke Parks 「Sail Away」


Brian Wilson & Van Dyke Parks - Sail Away

 

あと、忘れちゃいけないのが

Lord Kitchener 「Wife And Mother」


Lord Kitchener - Wife And Mother - (King Of Calypso)

妻と母。

この人は割りと有名な人でして、知っているかもです。

↑のアルバムが「King Of Calypso」というぐらいですから笑

 

 

あ、こちらがカリプソで一番有名とされている曲です。


Harry Belafonte - "Banana Boat Song (Day O)" - 1956

ジャマイカの音楽で、カリプソ風アレンジでヒットしたらしいですが、聴きようによっては軽いドゥーワップ風でもあります。最高にいいですねぇ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

紹介する曲、年代的に順番がごちゃごちゃになってしましましたが、

新しい音楽を開拓してみようかな、と思っている人がいたら、是非カリプソなんかも視野に入れて頂ければと思います!!

ではではノシ