おはようございます。hitogotoです。
ウイルスが全世界で騒がれておりまして、大変な事となっております。
みたいな前書きはさておき、
タイトルにあるように、今回はワタクシの読書における話でございましてmm
あ、ぜひぜひ好きな曲でも流しながらで、どうぞ♪
なければこちらで用意しますのでどうぞ(強制)
The Doobie Brothers 「China Grove」
はい、私が読書にハマったきっかけが、まあ、もともと小学生の時から、図書室でたまに本を借りたり、自転車で図書館へ行ったりしてたので、本好きの素質があったというのは置いておき。
それこそ「本格的」に好きになったのが、高校生でしたね。
国語の教科書に夏目漱石の「こころ」が載っていたのですが、教科書の都合上、かなり省いて載っていたんですヨ。。。
が、省かれて少ししかない教科書の本文でもかなり感銘を受け、
「全部最初から読みたい」
と思って図書館で本を借りまして、で、作品全体を通して感動しました。
なので、入り口は漱石でした。そこから主に純文学と呼ばれている本や作家、文豪たちの本を読み漁りました。
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生い立ちなんてどうでもよいですので、早速本題に(;^ω^)
いやぁ~。この半年で、私は、
いわくつきの館へ行ったり、不思議な洋館に招かれたり手品師と会ったり変なハンドルネームの人たちとクイズを出し合ったり、大学に行って頭のいい教授やその生徒と会ったり、「芸術家然とした若い青年と、妙に一癖も二癖もあるような人を見下したような表情の男の二人組」と会ったり、ミステリマニアの姉弟とあったり、、、。
大変でした!!
要約しますと、新本格ミステリ、と呼ばれるジャンルにハマって約半年になります!(キッパリ)
↑でいうような、入り口、は綾辻行人の「十角館の殺人」でした。
定番ですし、私はこの本を読んでミステリの何たるかを学んだ気になってます!笑
まず設定がいい!
(孤島や館に取り残され、また外部と連絡や交通手段が取れなくなったりして、殺人鬼がいるかもしれない場所に密室状態になったりする状況下モノを「クローズドサークル」というらしいですミステリ用語で。それまで知らなかったですが、ミステリ用語というのは色々あるみたいですネ!それも楽しさの醍醐味でございます。)
公平にその設定をきちっとしているので、わかりやすいし、今なにがどうなっているのか、読んでいてすんなり理解できる。
気取った難しい言葉をたくさん並べて、煙に巻こうとする作家もたまに見受けるけど、そんなズルはなしに、直球で来てる感じが好感持てました。
雰囲気も、私が「ミステリ」として抱いていたものに近いし、ああ。この本でハマってよかった、とすら思っています。
また、所謂、「あの一行」の衝撃は記憶的でもあり記録的でもあると思います。(個人的な思い出は、仕事帰りのバスの中で読んでる時に例の1行にぶち当たり、「え?・・・(´・ω`・)エッ?」ってなって、慌ててページを読み返したりして、少し挙動不審だったかな・・・?と思った記憶がありますw)
詳しくは読んでみればわかると思いますが、作中のセリフでもあるように、私は、
アパートでOLが殺されていて、警察官が靴底をすり減らして苦心の末捜査した結果、上司の愛人が犯人でした、
とか、
それはミステリなのか?
という思考の持ち主になってしまい、このままいくと過激派になります(予告)
なので、そういった作品は主に私は紹介しないと思って頂いて結構です!
いや、どんなジャンルの本を読んでいても、自由だし、それは音楽にも言えますね。○○を聴いてるから偉いとか、○○を知らないとクソだとか、そんなことは100%有り得ませんので、、悪しからず。。。好みの問題ですし、ね!
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※以下ネタバレ?あり注意?
(作中に出てきた洋楽の曲を紹介します^^)もしアレなら飛ばしてスクロールを!
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皆様はなぜ、↑でドゥービーをBGMとして紹介したか、、、。読んだことがある人なら、と思いまして('◇')ゞ
歌野晶午の「長い家の殺人」に出てくる曲で御座いまして。。。
私は個人的に、センスの良い曲(自分が好きな曲)が出てくる本が好きです。ドゥービーの他にもFripp&Enoが冒頭に出ただけで「ああ。この人はいい人だ」と確信しましたし笑
島田荘司の「異邦の騎士」では、やはりReturn to Foreverの「浪漫の騎士」でしょう!!現在(2020/04/05 現在)も、twitterのアイコンがこのジャケで御座いまして。
Return to Forever 「Medieval Overture」
Return To Forever - Medieval Overture
島田荘司は個人的に「おお!」となる曲を登場させたりしていて音楽の趣味も最高に◎
具体的には、ウェスモンゴメリーとかチックコリア、ジムホール、ドビュッシー、ビートルズ、しかも素敵な登場のさせ方をするものですから、これらCDを聴くたびに、作品の世界も同時に脳裏に思い出させてくれるのです・・・!
森博嗣のS&Mシリーズでは(まだシリーズ途中ですが)、ロキシーミュージックが出てきて、たしか曲名までは明記されてなかったのですが、「・・・。」ってなりました(喧嘩売りの少女)
あとは、リストとか出てきてましたね。クラシック。
なので私は、出てくる曲とかでも、作品の印象が変わってくるポイントだと思っています笑
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☆彡唐突ですが、今現在のひとご都ツボのベスト3!パチパチ~(^^)/
・犯人が犯行予告(怪人の名前で)をする系
二階堂黎人「地獄の奇術師」は最高の雰囲気でした!犯人が自信ある感じ、そしてそれぐらいに憎い理由があり相手を殺そうとしている感じが、もう堪らない!
アニメでいう金田一少年の事件簿ではそういうのがほとんどですネ。小学生の頃にテレビで見てたので、知らぬうちに染みついているのかもw
(放課後の魔術師とか、地獄の傀儡子とか。私が特に大好きな話は「オペラ座の怪人」と「飛騨からくり屋敷」ですねぇ。それぞれ怪人の名前は「ファントム」と「呪い武者」だったかな)
・犯行後にメッセージを犯人がわざと残す系
高木彬光「人形はなぜ殺される」あと昨日読んだ、鮎川哲也「りら荘事件」などなど。
なぜそんな事をするのか?犯人の頭がおかしいのか、犯罪に陶酔している者の犯行と思わせるためなのか?なにかのメッセージなのか?
・・・もしくは、「そうしなけらばならなかった理由」があるのか?
そこらへんが楽しいし、或いは犯人のキレ具合に、ゾクゾクします~v
・小説ならではの叙述トリックで欺かれる系
綾辻行人は「館シリーズ」がこういう趣旨も混ざっている作品もあるし「どんどん橋、落ちた」で私は叙述の講座を受けた気分になってますし笑、折原一「倒錯のロンド」は不気味ささえ感じた。
その一文で、全てが覆される感じや、
「は?・・・。・・・・・・。えっ?」って唖然とし目を疑うような文章が、堂々と忽然とそこに印刷されていて、「文章が冷たく、けど当然のようにそこにある感じ」がもう堪らなく、いいんだよねぇ(意味不明)
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まだまだ、本格ミステリに関しては読んだ本がそこまで多くないため、多くは語れますが、知識がないものですので、ボロのでぬ内に幕引きと致します。
半年ですからね笑 なーんて言いながらも本人は「ミステリに精通している」と思っているので、笑わないであげて下さいまし()
ちなみに私はやはり、島田荘司の「占星術殺人事件」が、本当に、大好きで、色々な意味で今もなお「後味が残っている」作品です。
新本格ミステリにハマる前は、好きな探偵は「金田一耕助」「ミス・マープル」の2大巨頭でしたが、「御手洗潔」も加わってる現状で御座います。
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自宅にいて外出をしない機会が増えてる中、読書はいかが?
文学だとかサスペンスだとか、歴史モノや恋愛系も良いですね(^^♪
是非是非、活字の世界へ。
ではではノシ